ごあいさつ (2009年1月29日)--バックナンバー

こんにちは重永です!
[ 行動指針 ]
 一、創意工夫を継続すること
 一、知識を固定化(見える形)すること
 一、自分自身の正義感に基づく行動をすること

当社は、2000年創業以来9年目を迎えております。皆様には大変お世話になり、社員一同お礼申し上げます。
さて今般の経済混乱、非常に驚いています。と申しますのは「これまでの世界経済成長がこれ程、無価値なもので繁栄していたのか!」と感じているからです。

当然ながら世の中の過剰設備、雇用の調整に当社に影響が及ぶのは必至であると考えております。
ただ、当社は、世の中の現状とは異なり、過小設備、過小雇用であります。その点では、辺りを見渡すと偶然競争力が出て来たと思っております。(笑)

今後の経営につきましては、これまで以上に、慎重に、意味のある事柄を推進してまいります。当社にとりまして意味のある事とは以下の内容です。

  1. システム化対象を抽象化(モデル化)し、設計図にする技術
  2. 設計図を効率的にコンピュータに適用する技術(再利用、部品化、自動生成)
  3. システム運用を効率化する技術

1.から3.までを推進すれば、適正価格で顧客にシステムを提供できます。これまで、ハードコスト、通信コストは劇的に下がりました。しかしながらソフトウエア製造は、職人的素養に依存しており、前者に比べてコスト抑制が効いておりませんでした。当社はここに改善余地があると見ているのです。

これまでの成果としまして

  • 業務システムのパターン化(画面、バッチプログラム)
  • 業務機能(販売、購買など)が必要とするDB構造(主には必要項目)
  • データベース管理機能に依存したプログラムレス化
  • (過剰でない)合理的セキュリティ対策を講じた安価な運用技術

などがあります。

今後の商品は純粋に必要機能に着目し、機能と金額が重視されると思っています。その点日本のソフトウエア(当社を含んでいます)は、固有の業務にあわせ徹底した業務効率化を支援していましたので、競争力があると思っています。

コンピュータの進歩に合わせて、業務手順が変化したことはあまり無いと思います。「在庫管理の伝票(項目)が変わりましたか?」「売上げ伝票(項目)が変わりましたか?」「原価計算の方式は変わりましたか?」「経理の集計方式が変わりましたか?」ですから、あなたの会社の業務整理さえできれば、システムは適正価格で構築可能なのです。

当社のシステムは見栄え(デザイン)は悪いですが、極端に安価なサーバで全国規模での業務展開が可能です。これらは汎用機時代の経験に基づいています。

こんな時代だからこそ、これまでの常識を超えて過小設備、過小雇用(少数精鋭と思っている全員情報処理技術者資格)、必要最小限の労働条件の当社をご活用頂きますよう、お願い申し上げます。


※写真についての注釈

今回の写真は、展示会出展風景です。両手を挙げた格好は市場を飲み込み一網打尽にしようとする意気込み(元気さ、躍動感)を示しています。(笑)

体重は昨年、71Kでしたが、期の途中74Kまで上昇しました。しかしながら本年に入りまして風邪で寝込んだ結果、71Kを取り戻しました。昨年と同様です。

2009年1月29日
代表取締役 重永 裕祥