ごあいさつ (2007年2月)--バックナンバー

こんにちは重永です!
[ 行動指針 ]
 一、創意工夫を継続すること
 一、知識を固定化(見える形)すること
 一、自分自身の正義感に基づく行動をすること

当社は2000年に創業し、現在(7年目)に至っています。

創業当時は明確な事業方向を見出せずにいましたが、創業3年目あたりから目指すべき目標が少しずつ明確になってきました。それは、苦しいけれども自社ができる範囲で、「1.製品開発を行う」「2.システム開発は設計に関与するということ」です。

私は、日本のソフトウエア産業が派遣による労働集約的産業に甘んじている間に、海外ソフトウエアに押され気味になっている現状に、少しばかりの疑問と「もったいなさ」をもっています。
「もったいなさ」というのは、日の丸ソフトウエアが海外製品に負けているとは思えないからです。かつてメーカと共同で行ってきた業務システムは、今も世界最高水準にあると信じています。積み重ねた経験があります。ただ、製品化されていないというだけと思っています。

当社が今現在、情報処理産業の最先端を担うことはできませんが、自分たちの知識と技術を着実に積み重ねていくことはできます。それがいつか、大きな成果(製品販売や新しいサービスが経営の基盤になること)となることを信じて、社員一同頑張っています。

会社経営が自分たちの思い通りに行かないことは十分に認識しておりますが、志は捨てず頑張ってまいります。とりあえず、創業後7年間は、着実に成果を蓄積することができました。

具体的には、

  • 販売、購買、人事を中心とする業務システムそのもの
  • システムを高速に生産する仕組み(テンプレート、部品など)と方法論
  • 顧客システムの維持保守サービスの仕組みと体制
  • 情報処理技術者資格、Pマーク認定、各種ベンダーパートナー認定、中小企業革新支援法認定などの取得

などが、挙げられます。

当社ではこの志を成すために、人間本位主義(人本主義)を貫いています。社員のやりがいこそが会社発展の基盤です。経営情報もオープンを心がけています。

しかしただ自由奔放という事ではなく、規律と義務の重要性も認識し徹底しています。会社への忠誠心も重要です。国家資格の取得も義務付けております。これらの施策により、社員を費用として見るのではなく、利益創出の基と考える態度も貫いています。ただ決定事項を巡って、よく「ケンカ」になります。社長の非常識性から「社長の横暴さ?品格の欠如?」を社員から注意されたりもします。(笑)

皆様と一緒に仕事が出来ますことを願っております。

2007年2月
代表取締役 重永 裕祥