業績のご案内

2019年度(2020年5月決算)の業績見通し

昨年度は、「オンネット統合業務」の上場スポーツジムへの本番適用作業で収益が悪化しましたが、今年度は、そのシステム稼働も安定し、収益向上に寄与しました。

また、新規に医療機器販売会社や自然科学の研究所へのシステム導入が決まり、現段階は、個別適用作業(カスタマイズ)中です。
これらの状況から、今期は、黒字を確保しています。

弊社の収益は、「個別適用作業と月額利用料金」で構成されています。
収益構造の基盤は、15年近く開発を継続している「オンネット統合業務」パッケージです。現在の業務は、ほぼ「オンネット統合業務」に関するものに、選択・集中されてきました。

先に挙げた「個別適用作業と月額利用料金」ですが、前者の「個別適用作業」には、収益面で常に苦戦する、という難点があります。
実際の画面を見ながら利用者側と業務要件の定義を行うのですが、DB項目や画面項目の一つ一つまで、お互いの思いを一致させていく必要があります。この工程が結構難しいのです。

この作業の効率化こそが弊社の収益性改善余地であり、目下、継続的に取り組んでいます。改善の具体的措置としているのが、「ソフトウエアの部品化、再利用」です。

どういう事かと申しますと、これらの施策により、ユーザ個別機能の開発を局所的(部品化)し、差し替えて、短期間で、ユーザ確認が取れるからです(確認サイクルの高速化)。
また、バグの発生も局所化できる利点もあります。本施策には15年程度の取り組み実績があり、徐々に効果を実感しています。更に取り組んでいく、ということです。

後者の「月額利用料金」の収益は、幸い安定しています。
ようやくですが、「バランスシートに表れない、ソフトウエア資産(知的資産)が弊社事業の安定に繋がる」という点を、社員含め実感できるまでになりました。

年初から続く新型ウイルス問題は、現時点ではまだ大きな業績問題とはなっていません。
ただ、導入ユーザ側の販売不振が顕著になってきています。この影響は、当然弊社にも及ぶと身構えているところです。こればかりは誰も分からない事ですので、注視していく以外にありません。

今般状況に対し、弊社の自己資本比率(安全性)は60%前後で推移しています。事業の継続性に問題は生じません。

最後になりますが、重要な経営課題に人材確保があります。本年度1名を確保しましたが、もう数名の増員が必要になっています。社員募集は現在人材紹介サービスを利用して掲載しておりますが、応募者が少なく苦戦しております。

弊社の募集は、SPI試験(非言語)を重視してます。それは、「未経験者であっても、能力のある人採用したい」という思いからです。

2020年度も「オンネット統合業務」パッケージの継続的機能改善を実施して参ります。