「オンネット在庫」に容器管理機能を拡張
在庫管理拡張(容器管理)

概要

容器管理の説明について前提を申し上げる必要があります。2020年まで利用していたシステム(以下「旧システム」という)と新たに「オンネット在庫」に容器管理機能を組み入れたシステム(以下「容器管理システム」という)の2種類があるという事です。

旧システムは上場会社への導入実績としてご紹介できますが現在、販売していない点に注意してください。ここでご紹介するのは「オンネット在庫」を拡張した「容器管理システム」です。この「容器管理システム」ですが、まだ導入事例はありません(2023年5月現在)。

「容器管理システム」は容器移動追跡、検査、充填などの管理を含んでいます。また「オンネット在庫」を拡張しているので「オンネット販売」との売上連携、「オンネット販売」との容器購入、検査、充填作業なども連携可能です。

機能範囲

別紙で「オンネット在庫」への機能追加の観点で説明しています(「オンネット在庫」の説明はコチラ)。まず容器マスタを追加しています。その上で入出庫伝票を容器番号で紐付けます。そうすると充填ガス販売と容器の移動が分かります。置場マスタでは、自社置場、検査所、充填所の置場を管理します。

入出庫伝票の登録はPC接続のバーコードリーダ、ハンディターミナル、タブレット、スマホの活用も考えられます。「オンネット販売」「オンネット販売」との連携も行えます。

補足説明

ガス(商品)と容器をどう管理するか?
容器の移動を把握すれば、ガスの販売になるのか、ガス販売の包装材料として容器を管理するのかを明確にする必要があります。前者と後者は、ほぼ1対1に対応するとは思っています。しかし管理方法は各社マチマチと思います。ただ、どちらの方法でも「オンネット在庫」を用いて機能実装可能です。
容器番号の読取りはバーコードで
容器の移動を確実に捉えるためにはバーコード登録が欠かせません。ハンディターミナルの活用が確実かと考えていますが、民生用スマホ(iOS, Android)、産業用スマホ(SIM付きAndroid)などの活用も考えられます。当社は端末のプログラム経験がありますので対応可能です。
クラウド利用が前提
容器管理システムは容器の移動を管理するシステムです。容器は社内置場、得意先、検査所、充填所間で移動します。その結果、データ登録は移動場所でバーコードセンスすることになります。ネットワーク制約を受けにくいクラウド利用が便利です。その際、バーコード読み取り機器などローカル側周辺装置をクラウド越しに制御する必要が生じます。当社のシステムは、クラウド側から周辺機器を制御することを可能としています。容器管理をクラウドに配置すれば、いつでも、どこからでも安全に利用することが可能です。
販売、購買システムとの連携が必要では?
ガス販売、容器延滞金などにより売上が発生します。商品マスタ、容器マスタと連動して、容器移動と売上、請求、入金処理が連動可能です。容器購入、検査依頼、ガス充填業務とは、購買機能との連動も可能です。

WEB容器管理画面