| 一、 | 創意工夫を継続すること |
| 一、 | 知識を固定化(見える形)すること |
| 一、 | 自分自身の正義感に基づく行動をすること |

2000年8月の創業から11年目を迎えています。毎年申し上げることですが、「自社技術の積み上げ」を優先して業務に取り組んできました。
10年を超え、やっと「商品」が明確になってきた感があり、事業に期待感が出て参りました。
以下に、その内容を挙げます。項目1は、当社の核になる技術です。項目3については、顧客ごとの対応が必要なため、もう少し「製品として整理する努力」が必要と認識しています。ただ、汎用機レベルの業務処理ですので、業務への有効性には自信を持っています。
ここ数年、これまでのシステム開発業務中心から、徐々に商品販売+運用・保守業務に軸足を移しています。
1.システムを安価に確実に構築する技術(システム開発の標準化)
*方法論とツールを販売する
2.会社間で機能差異の小さい業務アプリケーションのネットワーク利用型販売
*月額利用料で販売する
3.会社間でカスタマイズが必要な業務アプリケーション販売
*「項目1の開発方法論とこれまでのシステム資産(DB項目とプログラム部品)を骨組みとし、差異箇所を追加する」という効率的開発の推進
これらの商品は、すべて自社技術で積み上げてきましたので、「設計」、「製造」、「運用」、すべてのステージに関与しています。このことは、規模こそ違いますが「採掘」から「販売」まで行う世界最大企業であるエクソンモービルと同じでございます。
また、当社の商品は変動費(仕入が無い)がゼロに近いという特徴があります。コピーすれば複製物が出来上がります(運用までには手数が必要ですが)。似た事業にコンサル業務などがありますが、決定的に違うのは、「目に見えないものでありますが、他のそれよりは、具体的に説明できる」点です。
当社は、これらの商品の特徴を最大限活用し、これまでの常識を超えた事業活動をして参ります。具体的には、
「創意工夫に努め、付加価値(=販売価格)を下げる」ということであります。
「創意工夫」をすれば「付加価値は上がる」と学校で教えられてきましたから意外に思われるかも知れませんが理由は次のとおりです。
事業(経済)活動としての「付加価値」は、「労務費」+「利益」です。ほんの15年前に比べコンピュータの利用環境は、ネットワークコスト、CPUコストの性能、コスト比は、1/10,000に下がったと認識しています。例えば、200GB前後のハードディスクの月額レンタル料は、数百万円の桁でした。今は、3TBが、買い取り1万円台です。販売価格がこれだけ下がったのですから、係る労務費と利益(即ち、付加価値)も下がっています。
そんな環境下にあって、システム開発も同様でなければなりません。さすがに1/10,000までは無理ですが、1/5から1/10の開発コスト(連動してご提供価格を劇的に下げる)にしたいのです。 もう高価なコンピュータ設備を所有するだけの資本力は不要になりました。 システム開発において、15年前までに規模の大きくなっていた企業は大変でしょう。 今こそ過小資本、過少雇用の当社の出番です。
実際例としまして、「汎用機で稼働している生産・原価計算システム」を50万円程度のサーバに移行しました。処理速度は逆に向上しました。 また、30万円程度のサーバで、全国規模拠点からの食材受注(種類は少ないですが)、配送指示(15拠点)が行えています(信頼性確保のために複数台の冗長性は施しています)。これらの構築は、先に述べました、1の技術が背景にあります。
この様にシステム開発は、これまでのコスト構造の延長線ではなくなっています。当社はこれまで積み上げた創意工夫で、付加価値を極限まで下げて、市場に挑みます。 世の中のデフレ(特に情報処理産業)は、国際化、技術の標準化により付加価値が下がることによって、生じていることを自覚しています。
昨年、当社の護り神、神田大明神と浅草寺の「おみくじ」は大吉で、大変期待しましたが、ドラマチカルな変化は無く、少しの好転に留まっています。
一転、今年は小吉と末吉でしたので気を引き締めて、事にあたります。会社に供える破魔矢は、1ランク上げて万全を期しております。
社員一丸となって、全力で事に当たっております。失敗と回り道を繰り返していますが、大体進むべき方向を向いていることは実感しています。 本年もよろしくお願いします。
※写真についての注釈
今回の写真は、昨年に引き続き、展示会出展時に撮ったものです。容姿の経年変化は、過去ページをご覧ください。
現在、73KGの体重を70KGに落とすべく、過食是正中です。
2011年2月24日
代表取締役 重永 裕祥
東ソー時代に経験したビジネス管理手法(組織、手続きなど)は、私に大きな影響を与えてくれました。会社設立の動機は「やってきた事を社外で試してみたい!」という事でした。